癒しの秘境島 御蔵島旅行記 2004年6月 page-1「海編



おっす! おらカメール!
いや〜 行って来ました! 
野生のイルカが約300頭が住みし、巨樹の島
東京の秘境「御蔵島」へ。
接岸率の悪さと その圧倒的な宿の競争率に阻まれ、
2年ほど指をくわえて機会を待ってましたが、

ヤフオクでポンとでた お得チケットを握りしめ
高鳴る胸をおさせつつ、いよいよ夜の竹芝桟橋を出航!

東京湾より200kmの神々しい癒し島で、オレは何を見たのか!!?








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1日目 --出発-- **********

ゴロゴロゴロー
夜の浜松町は竹芝桟橋に響く鞄タイヤの音。

その音の正体はというと......
クソ重いBBQの肉やら炭、そして寝袋など
とにかくアウトドアな内容でギッシリな、オレの旅鞄コロガシ音でした。

前述のとおり、宿はかなーりの競争率(土日は3ヶ月前にソールドアウト)な為、
かろうじてとれたのが、寝具設備のないバンガローという名前の山小屋。
そんなわけでメシもすべて自炊となり、超大荷物になってしまったのです。


この御蔵島、宿の予約がとれないと入島しちゃダメ!
などの厳格なルール達にシッカリと守られており
いままでその秘境具合を保ってきたわけなんですが
(モチロン、ゴミはお持ち帰り)
今回、平日のせいもあって、なんとかバンガロ1泊だけ確保できた次第です。

あっぶなかった〜〜


旅券はシーズン中なのかザコ寝の2等ですら片道8千円。
肝心のオレーチケッツはというとオークションで落とした
1等 無料往復ペア券
この1等室、片道17,000円近いシロモノなので
往復2人で68,000円ということになります。

それを宿をとる前に 二週間期限付きで落としたもんだから
サーーーー 大変!

しかも懸賞であたったらしき代物なので、接岸できなかったらまるまるパーです。
そんなリスキー具合の為、落とした金額は2マソ円!

そんなどきどき鼓動を抱えながら、いよいよ乗船時間の22時がやってまいりました。

ドスドスと指定された部屋にいってみると、8人ほどの布団がしいてあり
まぁまぁ広いな なんて思ってたら そのまま誰もこないうちに出航!




貸し切り キターーーーーーーー!!!!!

貸し切りムービー




....ウムム 超優雅な船旅になりそうです。。














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2日目 --到着、そしてイルカ達との出会い-- **********


少しでも波が高いと島には接岸できず、そのまま奥の八丈島へむかい
帰路でもう一度アプローチを試みるというたった2回の接岸チャンスしかない
今回のギャンブルチック航路トゥミクラ。

最初に接岸できればAM6時上陸、2回目ではPM13時30分

一回目を失敗すると実にまるまる半日、無駄にすることになります。

聞くところによると、昼の接岸なんて茶飯事とのこと......。

そんなわけで遠足の前の日は必ず寝れなくなってしまうカメ氏、
この日も8畳貸し切り部屋にもかかわらず、ドキドキとしながら
ほぼ一睡も出来ず朝を迎えました。

そして、いよいよ到着予定時刻が近づいてきたので
ハラハラとしながらコフィー片手に
風の強い甲板へと出て、進行方向を眺めるオレ。
すると.......



!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ボッコリとした神々しい島影が
水平線の彼方に現れてきました!





うっわ〜 まじ神秘的!


この島の周りはすべて断崖絶壁で、雨が降ると
いくつもの滝が島のそこかしらから流れ落ちるそうです!


まさにトキオのラピューータ!

頼む! マジ着いてくれ〜〜〜〜〜!!



着きそうムービー








・・・・・・・・・・・・・・・


あまりに必死な願いに御蔵の神さんも折れたのか、
なんともスムーーーズに接岸!
(ミクラ業界用語で 凪いでいる といいます)



やりました! ついに幻の島に上陸できます!



まったく寝てないにもかかわらず
なぜか寝起き顔のかわちゃん状態にて
ウキウキと上陸準備開始!

いやーーー しかし
貸し切り 快適だったーーーー!!

一等サイコーーー!


などとほくそ笑みつつ......

ガラゴロガラ.... ドスン!




着いたーーーーーーー!!!


やりました! ついに夢にまでみた
御蔵島 上陸の瞬間です!


す... す... スゲーーーーー!
まじで神々しい!
島のてっぺんはそのあまりに多い
手つかずの自然植物達が発する湿気で、
常に雲がかかっている始末!



そんなこんなの ものすげー興奮状態のまま、
とったどーーーーーーー!
などと意味不明ゼリフをはきながら、
宿泊先のバンガローへ向かいます。

が、しかし 目の前に現れた
超急斜面スローピングに絶句!


どうやら目の前のスゲー急な坂を登っていかんと
島の中間ぐらいの高さにあるミクラの街?には
到着できない
仕組みになってるようです。。


ま しゃあねえ いくか...。と覚悟を決めかけ、
ゴロゴロゴロー....としかけたところ
「ティピ」という宿のマスターに
「どこまでいくの?」と声をかけていただき
ピューンっと ワゴンで上まで送ってもらいました。

らすかったーーーー!

うーーーん この島には優しい人しかいないので
アザミにもトゲがない という事前情報をゲッツしてたぐらいなので
ああ やっぱほんとだったんだなーなどと実感しつつ、
バンガロ管理人である御蔵島観光協会へと赴く。

トコトコトコ。。

でかく見晴らしの良い 平屋・2部屋構成のその協会施設には
同い年くらいのメガネ青年が気持ちよさそーに仕事?についてました。

メギさん
と呼ばれるその青年は、その風通し抜群の絶景事務所で
この島のこと、特にガイド無しでもいける自然ウォーキンポイント
これまた優しーく、そして詳しく教えてくれました。
※ミクラの自然に立ち入るには現地のガイドが必要なのです!
2004年4月より


彼の日々の日記はコチラでご覧になれます。



そんな親切な彼の案内で
朝6時にもかかわらず、本日のお宿 バンガロー
チェックイン!

ほんと親切すぎです!



中は超清潔な板貼り6畳。

木の香りがものすごい、まぎれもなく山小屋!な作り。




しかも、ウェットスーツが干せるようにと
少し値段高めのテラス付きを 今回、借りてみました!



うはは... それでも、ほぼ2日かりて3000円!

タダ同然とは まさにこのことーー!

なだなど、嬉々としながら下の見晴らし広場へ移動し
携帯コンロでコーフィーを頂く。



うわ 水 マジうまい!

コーフィーも相当おいしく頂き、
なんともホッコリしたところで.......

この日予定していた
「イルカウォッチング」の催行時間を聞く為
観光協会で電話をかけてもらう。

ダイヤルしてもらった先は、船をだしてもらう「しげお工房」さん。


と...ここで大波乱の展開がーーーーー!!!!!








ガチャ... 

ore「モシモシ 今日のイルカヲッチ催行時間なんですが....」


shigeo「あー 今日ねぇ」


ore「はい」


shigeo「港にイルカきてっから すぐ出るよ


ore「な!なんですと!」




さすがに30分後という話ではありましたが
心の準備がまたーくっデキてない
キョロキョロ観光状態のキョドリングオレが

もうイルカさんとご対面できるとのこと!


んなわけで、何も考えることができない半放心のまま
急いでウェットスーツに着替え
山小屋の横の坂をアセアセ登る。

ハァハァ5分ほど歩くと、
シゲオさんの営む民宿、シゲオ工房が見えてきました




この坂、事前の地図見調査で20分ぐれえかかるか?などと
簡易シュミレートしていたので、若干その近さに気抜けしつつ
改めて周りの観察を開始。


他の参加者はすべてしげお工房の宿泊者らしく、
ワイワイ・ゾロゾロと宿の玄関から
搬送用のワゴンに乗り込んできたのですが.......


すべて24〜29歳ぐらいの妙年OLさん!
なんと オトコはオレしとりなのです。


しかも後で本人達に聞いたところ
お一人での宿泊参加者も数人いるとのことでした。


うーーーむ まさに都会の癒し島。
すでに女性の間ではホットプレイスとして噂になっているのでしょうか?

などなど考えつつ、5分ほど港までワゴンに揺られ、
我々イルカウォッチャーご一行は漁師用の港に到着。
10人乗ったらギュウギュウのセマーイ漁船に乗り込み
いよいよ ボボボーと出航!





港をでて間もなく
shigeo「潜る準備はじめてー
とのこれまたあまりに急な船長のお言葉がっ!



!!!!!!!

気が付くと
そこかしこにイルカー背びれが見えるではありませんか!


そしてさらに!
shigeo「はい飛び込んでーー」
との命令!



ギャーーーーーー もうですかっ!



などなどワタワタしてると
経験者らしき人達はすでに飛び込んでいます。



うっわー みんな女の子なのに
よくこんな蒼くて深いとこ飛び込めるなぁ...などと感心しつつ
(黒潮の真上なのでほっんとに澄んだ濃紺ってな感じ)




こりゃ負けちゃらんねえ とばかりにオレも勢い良くダイヴ!




まさかいきなり目の前なんてことは無.......




イターーーーーーーーー!!!!





プイッ!





ま...まってーーーー!





もう必死で追いかけましたとも!



見えなくなっても追いかけましたとも!

ありったけの力を足にこめて!






.....すると









まわりに人いなくなってるーーー!

しかも命綱の漁船がいねぇぇぇ!!!!!



太平洋ひとりぼっちとはまさにこのこと!









イルカには完全に置いて行かれるわ まわりは圧倒的な蒼色だわで 
もうこれ以上ないぐらいのウルトラ心細感。


最悪 岸まで泳いじまうか などと覚悟を決めたあたりで
当たり前のようにボボボーっと近づいてくる
妙年ギャル満載のシゲヲ船


うわ 助かった〜〜〜!


「すご〜い こんな遠くまで泳いでる〜」

などなどの黄色い?(呆れ)声援を浴びつつ再び乗船。



いんや〜〜 あまりに必死に泳ぎすぎて
シゲオ索敵エリアからかなりはずれてしまっていたようです。
ほんま すんません。

久しぶりの仮陸地にしばしグッタリとしてると
間髪いれずに
shigeo「あそこ でっかい群れいるなー。 あれいこう」
と船長がシャウト!


どうやら数ダイブ制とか、そんなみみっちいモンじゃなくて
イルカの群れを見つけたらその前方に素早く漁船で回り込んでダイヴ、
通り過ぎたら再び群れを探してダイブ みたいなことを
延々と2時間繰り返す方式のようなのです。

なもんで ほんと
海猿とまったく変わらないハードな訓練状態。

そんな肉体酷使が嫌いじゃないカメ氏、
鼻息荒く 2ダイブ目に突入!


ジャボーーーン!






うひゃ〜〜 こんどはすごい数の群れ!






お互い会話しているような感じで
海底スレスレや海面にギッシリと 気持ちよさそーに泳いでいます。
(海の中は常にクルルーコココーといった超音波会話で溢れているのです)





先ほどの遠泳ダメダメ教訓を胸に留めつつ
自然に無理なくついていくオレ!


ん!? なんかイルカのお尻から
白い粉っぽいのが舞い上がったな....?
しかもなんかでっかいの出て....












あああああああ!!!!










なんと!超幸運なことに
イルカの出産シーーーン立ち会うことが出来たのです!
(上の写真ではありません)


うひゃーーー まじ感動!






・・・・・・・・・・・・・・・


と、いかにも目の前で見たかのような表記をしていますが
ヲッチ終了後に他の参加者からその事実を聞いて
あーそういやあの時のがそうだったのかな?程度にしか見てませんでしたMMM

JAROにはなるべく電話しないで下さい。



んで、 その後も数ダイブをゲーゲーいいながらこなし、
ほんとウミザルだったねぇ などと他の参加女子達と楽しくお喋りしながら帰港。

そんなこんなのワイルド海猿イルカツアーもお昼にはポッキリと終了し、
シゲオ&宿泊者達とお別れ

うひゃーチガレターなどと
おながペコッペコの筋肉痛バディをかかえてバンガローに帰還




激ハラ減りの為、パンとかそんな簡易なもんじゃおさまりがつかず
東京からもってきた夜メシ用の肉を 備え付けのBBQボロ設備でササッとあぶり、



すかさずパックリ



ふ、ふめぇぇぇ〜〜〜〜〜〜〜




すんげーお天気なのに
後ろを振り向くと山のすべてが水蒸気の雲で覆われています。

むむむ... なみなみならぬ植物エネルゲン!



よーーし ハラふくれたら容赦なく山道のぼって
その芳醇な雲煙もたっぷりと吸ってやるぜ




まってろミクラ(の山)













【山編】へと続く









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